今回は、マレーシアのクアラルンプールを旅して、回ったスポットをお伝えしていきたいと思います。
マレーシアとは
マレーシアは東南アジアに位置する国で、マレー半島とボルネオ島(ボルネオ島はインドネシアとブルネイとも共有しています)に広がっています。
- 多様な文化と宗教: マレーシアはマレー人、中国系、インド系など多様な民族が共存し、異なる宗教や文化が融合しています。この多様性が街並みや料理、祭りなど様々な形で表れています。
- 料理: マレーシア料理はマレー、中華、インド、そして他のアジアの影響を受けた多彩な味わいを持っています。屋台でのストリートフードから高級レストランまで、幅広い食事が楽しめます。
- 歴史と文化遺産: マレーシアには悠久の歴史があり、歴史的な建築物や古代遺跡が点在しています。マラッカやジョージタウンの歴史的地区はUNESCOの世界遺産にも登録されています。
- モダンな都市と伝統の融合: 高層ビルが立ち並ぶクアラルンプールなどの都市と、伝統的な村落や寺院などが共存しています。これにより、モダンと伝統が融合した独特の雰囲気が生まれています。
これらの要素が合わさって、マレーシアは多くの人々に愛される魅力的な国となっています。
首都クアラルンプール
クアラルンプールは、マレーシアの首都であり、最大の都市です。一般的に「KL」と略されることもあります。クアラルンプールは多様な文化、食、観光名所が融合した都市で、近代的な高層ビルと伝統的な建物が共存しています。
クアラルンプールの特徴的な観光名所には、ペトロナスツインタワーやクアラルンプールタワーなどの高層建築物、ブキット・ビンタンの自然公園、メルカの中華街、バトゥ洞窟などがあります。また、多様な料理文化が混在し、ストリートフードから高級レストランまでさまざまな食事が楽しめます。
今回は短めの旅ということもあって、拠点を動きやすそうなクアラルンプールにしました。クアラルンプールは空港からのアクセスも良く、KLIAエクスプレスとKLIAトランジットという2つのサービスがあります。KLIAエクスプレスは、空港と市内を結ぶ高速鉄道で、約28分でクアラルンプール駅に到着します。KLIAトランジットは各駅に停車し、所要時間は約35分程度です。
KLセントラル
KL Sentral」は、クアラルンプールの中央駅であり、交通の要所として機能する重要な駅です。クアラルンプール国際空港(KLIA)と市内各地、さらにマレーシアの他の主要都市との交通接続の中心地として機能しています。
- 交通のハブ: KL Sentralは鉄道、LRT(ライト・レール・トランジット)、モノレール、KTM電車など、多くの交通機関の集まる場所です。これにより、クアラルンプール市内やその他の地域への移動が便利に行えます。
- KLIAエクスプレス: KLIAエクスプレス駅もKL Sentralにあり、クアラルンプール国際空港(KLIA)との高速鉄道が利用できます。KLIAエクスプレスは空港と市内を結ぶ主要な交通手段の一つです。
- ショッピングとレストラン: KL Sentral内にはショッピングモールやレストランがあり、ちょっとしたショッピングや食事が楽しめます。
- ホテル: KL Sentral周辺には多くのホテルがあり、宿泊施設も充実しています。観光客にとっても便利な宿泊先となっています。
KL Sentralはマレーシアの首都圏内での移動において重要な拠点であり、観光客やビジネス旅行者にとっても便利な場所です。
大迫力のペトロナスツインタワー
ペトロナスツインタワーは、クアラルンプールの象徴的なランドマークであり、マレーシアの首都圏で最も有名な観光名所の一つです。
- 建築とデザイン: ペトロナスツインタワーは、1998年に完成した双子の超高層ビルで、その高さとユニークなデザインが特徴です。かつては世界最も高いビルでした。鋼鉄とガラスでできた美しい外観が、クアラルンプールのスカイラインを彩っています。
- ブリッジ(スカイブリッジ): 両塔をつなぐスカイブリッジは、ビル内で最も有名な部分の一つです。高さ170メートルの場所に位置し、訪れる人々はスカイブリッジから市内の素晴らしい景色を楽しむことができます。
- 観光とショッピング: ペトロナスツインタワーにはショッピングモール「スリア・クアラルンプール・シティセンター(Suria KLCC)」があり、高級ブランドから地元の商品まで幅広い商品を取り揃えています。また、チケットを購入すれば内部を見学することもできます。
- ナイトビュー: ペトロナスツインタワーは夜になると美しくライトアップされ、夜景も見事です。毎日噴水ショーなども開催されており、周辺地域での散歩や写真撮影が楽しいスポットです。
ペトロナスツインタワーはクアラルンプールを訪れる際にぜひ見ておきたい観光名所の一つです。内部を見学するか、外観を楽しむか、訪れ方はさまざまですが、内部を見学する際はあらかじめチケットを予約しておくことをオススメします。
カラフルな階段と銅像がお出迎え|バトゥ洞窟
バトゥ洞窟(Batu Caves)は、マレーシア、クアラルンプールの近くにある天然の洞窟とヒンドゥー教寺院の複合体であり、観光名所として有名です。
巨大な像と階段: バトゥ洞窟の入口には高さ42メートルのヒンドゥー教の神、マーリアマン(Murugan)の巨大な金の像があります。洞窟に入るには272段の階段を登る必要があり、登ること自体が体験となります。
- 洞窟内部: 洞窟に入ると、天然の大きな洞窟が広がっています。洞窟内にはヒンドゥー教寺院があり、彫刻や彩色された神々の像、祭壇が見られます。バトゥ洞窟はヒンドゥー教信者の重要な聖地であり、特にタイポスタ祭りなどの祭りの際には多くの信者が訪れます。
- 洞窟内部の天井: 洞窟内部の一部は天井が開いており、自然光が差し込むため、幻想的な雰囲気が漂います。このエリアは撮影スポットとしても人気があります。
- 展望台: 階段を登った先には展望台があり、バトゥ洞窟周辺の景色を楽しむことができます。特に早朝や夕方に訪れると、美しい風景が広がります。
バトゥ洞窟は自然と宗教の融合した場所であり、神秘的です。至る所に猿がいるので貴重品などを奪われないように注意してください。
マレーシア旅行で便利なタッチアンドゴー
Touch’ n Go (タッチアンドゴー)
マレーシア旅行中に使って便利だったのが、交通系ICのタッチアンドゴーというカード。日本で言うSuicaみたいなものになります。あらかじめカードにお金をチャージしておくと、電車やバス、コンビニやスーパーなどの表示があるお店で使えます。通貨の扱いに慣れていなくてレジでお金を数えてあたふたすることがないので、とても便利でした!
電車の駅の窓口や大きなショッピングモールのお店で簡単に入手できるので、とても簡単です。今回の旅ではKLセントラル駅を拠点にしていたので、チャージは駅のチャージ機を使っていました。電車移動を頻繁にするなら毎回チケットを買わなくて済むのでオススメです。
まとめ
今回の旅では、3泊4日でクアラルンプールを回ったので割と余裕がありました。しかし最終日に体調を崩してしまい、散々だったのですが、無事に帰国できたのでよかったです。マレーシアは外の気温と室内の気温差が激しいので、体調管理には注意が必要です。今回の記事が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
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