今回はサウナーなら誰でも1度は行ってみたい、憧れの聖地「しきじ」についての体験レビューを交えながら、オススメポイントを探っていきたいと思います!
サウナの聖地”しきじ”とは?
静岡県に位置する「しきじ」は全国のサウナーから”聖地”との呼び声も高い知る人ぞ知るサウナ。全国サウナランキングでは必ずランキング入りするという名所。特徴は地下から汲み上げたミネラルたっぷりの天然水を水風呂に使用した、飲める水風呂。この水風呂を求めて全国からサウナー達が集まるという。
■公式HP https://saunashikiji.jp/
■料金 男性1,400円(平日)1,600円(土日祝)※6時〜9時、17時〜2時は900円 館内着・タオル含む
女性900円 1時間のみの入浴は500円(1時間のみは館内着・タオルは無し)
深夜料金 深夜2時〜翌10時 1,400円(平日)1,600円(土日祝)
■営業時間 年中無休24時間営業
■アクセス 静岡県静岡市駿河区敷地2-25-1
静岡駅南口から石田街道沿いに車で約15分(約4キロ程)
※大駐車場完備(63台収容)
※市内バスで登呂コープタウン行き「登呂コープタウン」下車、徒歩3分。
しきじの楽しみ方
まず初めにお伝えするのは、しきじは大きいスーパー銭湯のような温泉施設ではない為、施設自体もシンプルだということです。
サウナ室もフィンランドサウナと薬草サウナの2種類なので、いろんな種類のサウナを楽しみたいという方にはあまり向いていないかも知れません。しかしそれがサウナをこよなく愛するサウナーにとっては最高なのです。熱々の薬草サウナとまろやかな水風呂のルーティンを1度味わってしまうと虜になってしまうのも納得です。
- 入り口から漂う聖地のオーラ
しきじに到着すると、すでに入り口から列ができており、なんとも言えない空気感が漂います。その並んでいる瞬間の期待とワクワクはまるでディズニーランドに並んでいるかのような。
入り口を入ると早速館内着とタオルのセットを手渡され、ロッカールームへ
綺麗にととのった館内着とタオルセットがまた興奮度を高めてくれます!
- 入った瞬間に飛び込んでくる光景
入った瞬間に飛び込んでくるのは、ど真ん中に位置する”ととのいスペース”
熱々に蒸された大勢の男達が、目を瞑り、天を仰いでいる。これが、聖地しきじなのかと圧倒される。
軽いカルチャーショックを受けつつも、身体を洗っていく。
- フィンランドサウナ
身体を洗いながら、常連サウナー達を観察し、まずはフィンランドサウナに突入してみる。
入ってみた感じは10人〜20人ぐらいが入れそうな普通のフィンランドサウナ。意外にもなんの変哲もなく、しきじはこんなもんかーと思いつつ、いつも通り10分〜12分程度でサウナ室を出て、水風呂へ向かう。
今までに体感したことのない水風呂
驚くべきは天然の地下水を汲み上げた水風呂だった。正直、事前に水風呂の情報は聞いていた為あまり驚かないだろうと思っていた。しかし、いざ入ってみると、なんという感覚。普通の水風呂の突き刺さるようなピリピリとした痛みはなく、入った瞬間から感じるまろやかさ。食べ物以外でまろやかという言葉を使ったことはないが、これほどにまで”まろやか”という言葉を口にしたことはない。まるで一生入っていられそうな独特な感触。一瞬でしきじの虜になった。
- 中央に鎮座するととのいスペース
まろやかすぎる水風呂から一生出たくない気持ちではあるが、やはり最後の外気欲はサウナには欠かせない。
水風呂からの導線も完璧で、風呂の中央に鎮座するととのいスペースはまるでロスがない。
よたよたと歩きながら巨大なととのいスペースの椅子に着く。するとどこからともなく吹いてくる心地よい風に癒され、この瞬間にサウナしきじとの一体感を感じた。
一度入ると病みつきになる熱々の薬草サウナ
1ラウンド終了後、気になったのがフィンランドサウナともう一つあったサウナ室「薬草サウナ」
水風呂もかなり衝撃的体験だったが、さらに衝撃的だったのがこの”薬草サウナ”
入った瞬間に火傷しそうなレベルの体感で、異常な熱さ。出入りする際はめちゃくちゃ熱いので注意が必要。しかし、少し中で耐えてみると、薬草の独特の匂いとあり得ないレベルの湿度に心地よさを感じてくる。いつも通り10分〜12分程度経過し、いざ水風呂へ。
水風呂は先程経験済みなので、大体予想はできる。しかし、その範疇を圧倒的に超えてきた。
熱々の蒸気と薬草ムンムンに蒸された身体を、まろやかな地下水がこれでもかという位に身体を包み込んでくれる。
この薬草サウナと水風呂のルーティンは他では味わえない最高レベル。これを何セットも繰り返した。それを繰り返す頃には天国に浮いているかのように完全に整っていた。
サウナ後に絶対食べたいサ飯!
しきじではサウナももちろんなのだが、忘れてはいけないのが2階のくつろぎスペース内にある食堂のサ飯だ。
水風呂でも使っている、天然の地下水を使用した料理は死ぬほど美味い!
その中でも、鉄板の生姜焼き定食は外せない。メインの生姜焼きはもちろんだが、地下水で炊いたお米や味噌汁もメチャクチャ美味しい。何か怪しい粉でも入っているかのような中毒性がある。
しきじへ行った際は、ぜひこちらも食べてみて欲しいグルメになります!
持ち帰りできる天然水
しきじの水風呂に使われている地下水はなんと自由に持ち帰りが可能です!これだけ水が魅力的だと思わず持って帰るのも納得できます。
栄養成分表示(100ml当り) 硬度 カルシウム マグネシウム ナトリウム カリウム PH値 硬度※2 サウナしきじ天然水 84 2.5 0.55 0.71 0.045 7.7 弱アルカリ性 中程度の軟水(中硬水) サントリー南アルプスの天然水 30 0.97 0.15 0.65 0.28 6.7 弱酸性 軟水 熊野古道水 10 2.6 0.86 0.52 0.06 7.1 弱アルカリ性 軟水 美味しい水 六甲 32 0.65 0.37 2.95 0.05-0.15 7.2 弱アルカリ性 軟水 森の水だより 35 0.89 0.29 0.16 0.1 7.1 弱アルカリ性 軟水 い・ろ・は・す※ 32 0.68 0.36 0.69 0.16 – 軟水
まとめ
今回はサウナの聖地でもあるしきじについてご紹介しました。水風呂へのこだわりと灼熱の薬草サウナで味わう新しい感覚は、静岡まで足を運ぶ価値は十二分にあると言えるでしょう。今後もサウナに関する情報やオススメのサウナなどを紹介していきたと思います。
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