昨今のサウナブームもあって、ここ数年はサウナへ行く人が急増しています。そこで今回は、サウナ始めてみたいけど、入り方や楽しみ方が分からない。などのお悩みを自身の体験談を元に、お話ししていきたいと思います。
サウナ=修行ではない
まず初めにお伝えしたいのが、サウナのイメージです。
皆さんもスーパー銭湯などの温泉施設でも1度はサウナを利用したことがあるという人は多いのではないでしょうか。その際に間違った入り方をしていることが多く、正しい効果を得られていないというのが現状です。しかし、サウナは正しく入る手順を踏めば確実に心地良いものとして活用でき、”ととのう”という状態まで持っていくことができます。
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”ととのう”の作り方
ここ最近はサウナブームということもあって、サウナ室内も多くの人で賑わっています。しかし、サウナを利用している人の中には初めて入ったけど、全然整わなかった〜なんて声もよく耳にします。
これはサウナに入って熱々の室内で耐え忍ぶことで、整うという状態を作り出せると思っている人もいるからなのです。なぜなら僕も最初はそう思っていました。多くの人はサウナに入る手順とその方法を勘違いしているため、簡単に”ととのう”という状態に持っていけると思っているのです。
サウナは我慢大会ではない
もう一つ間違ってしまいがちなのが、サウナ室に入って熱くて辛いのを時間が来るまで我慢してしまうという事です。一般的にはサウナの入室時間は10分〜12分と言われています。サウナ室の中にも時計が一周すると12分という12分計が置いてあります。
しかし、人によって熱く感じる時間や感覚は人それぞれなので、時間が12分経っていなくても途中でリタイヤしても構わないという事です。ましてやまだサウナに慣れていない人であれば5分で限界という人もいるので、徐々に入る時間を増やしていくというのも1つの方法になります。
いきなりサウナに入るのは間違い
銭湯に行った際に、まずは掛け湯をすると思います。それと同じでサウナもいきなり入るのではなく、身体をある程度慣らしておく必要があります。なのでまずは身体を洗って、しっかりと湯船に浸かって身体を温める湯通しを行なってください。こうする事で熱々のサウナ室も少しは心地の良いものになるでしょう。
水風呂の入り方
サウナ室は耐えれるが、この工程は飛ばしたいという人もいるでしょう。しかし、急激に熱い状態から一気に身体を冷やすことで交感神経を刺激する水風呂はとても重要な役割を担っているので、水風呂なくしては整うという境地には辿り着けないということです。
おすすめの入り方は、ゆっくり息を吐きながら入り、肩まで浸かる。そして浸かった後はじっとして動かない。大きく深呼吸して吐く息が冷たくなったらちょうど良いぐらいです。約2分〜3分程
始めのうちは、ずっと浸かれなくても回を重ねるごとに段々と慣れてきます。そしてどれぐらい浸かるのが整いやすいかなどの感覚もわかるようになってきます。
キンキンに冷えたらいざ外気浴
水風呂に入って締め上げられた身体を今度は外の風に当たって、温度を戻していくという作業です。これがサウナの醍醐味でもある、外気浴です。
サウナは熱いのに耐えるのがサウナと思われがちですが、この外気浴こそがサウナの全てなのです!
外に出て風に当たりながら、椅子に腰掛け(寝転ぶもなお良し)じっくりと常温に身体を戻していく。この瞬間に”ととのい”が発生するのです。
王道のサウナルーティンを守る
サウナに興味がある人なら1度は聞いたことがある、入り方のといえば、サウナ→水風呂→外気浴です。
もちろんこのルーティンに変わりはありません。しかし、問題なのはこのルーティン勝手に変えてしまうことです。水風呂が嫌いなので水風呂は入らないとか、サウナのみ入るだけでは、整うという境地に辿り着くには少し遠ざかってしまいます。なので、このルーティンなくして整うはないということになります。
まとめ
今回はサウナの正しい入り方についての記事を書きました。よりサウナの効果を高めるには、何度も通い詰めて自分の身体にあった入り方や、整いやすい時間などを研究してみるのも面白いですね。
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